自動車レースの最高峰と言われているF1で世界一を決める大会は、GP、グランプリ、と呼ばれ、世界中で開催されています。開幕戦はオーストラリアで行われ、1シーズンで全21試合あります。その中で、中国GPは第3戦目にあたります。2004年より開催されていて、当初は9月下旬から10月に開催されていましたが、2009年からは、4月中旬ごろの開催に変更されています。場所は、上海市内にあるサーキット場で、コースは1周5.415km、20万人を収容できる巨大な会場となっています。このサーキット場の特徴は、全景が「上」の字に見えることです。設計したのは、ドイツ人の建築家で、偶然できあがったと語っていますが、中国人には好評を得ています。2018年の中国GPでは、2016年の日本GP以来となる「全車完走」を達成しています。

中国GPの開催場所は自動車の街
中国GPが開かれるサーキット場は、上海市嘉定区に所在しています。嘉定区には、アメリカやドイツ、日本の自動車メーカーの組立工場があり、自動車産業の盛んな地です。会場周辺には、ゴルフ場やゴーカートに乗れる場所などもあり、F1開催日だけでなく、市民の憩いの場となっています。日本から上海までは多くの直行便が乗り入れをしており、所要時間は2時間半から3時間程度です。サーキット場の最寄りの地下鉄駅は、地下鉄11号線が乗り入れていて、市内どこからでもアクセスしやすい駅となっています。専用駅があるので、迷うことなくたどり着けることでしょう。中国GPの開催される4月は、比較的過ごしやすい気候となっていますが、気温の寒暖差が激しいこともあるので、着脱しやすい服装で出かけるのがおすすめです。

日本チームも結果を残している中国GP
2004年から始まった中国GPには、2014年までほぼ毎年日本人ドライバーが出場し活躍しています。最高順位は2004年の6位です。2004年から2009年までは、日本の自動車メーカーのチームも単独で参戦していました。2005年には3位入賞を果たしています。近年は、日本メーカー単独での参戦はなく、海外のメーカーと組んで参戦しています。中国GPでは、5度の優勝を成し遂げたドライバーがいます。2018年現在も現役ドライバーとして活躍中です。会場となっているサーキット場は、修復の必要性が生じたため、一度改修工事を行っていますが、現在は完了し、2020年までのF1大会開催の契約がなされています。総工費およそ266億円で造られ、当時の世界最高建築額と言われていました。日本からほど近く、世界一の走りを観戦できる中国GPは一見の価値ありです。